熱管理工事のパイオニア アスク・サンシンエンジニアリング株式会社

アスク・サンシンエンジニアリング株式会社
iso_2024
採用情報

放射線遮蔽材 NEUTRON-TEX

熱管理工事のパイオニア アスク・サンシンエンジニアリング株式会社 > 放射線遮蔽材 NEUTRON-TEX

放射線遮蔽材 NEUTRON-TEX

放射線遮蔽新素材【NEUTRON-TEX】が、高度な安全管理をサポートします

【NEUTRON-TEX(ニュートロン・テックス)】は、これまでの遮断素材よりも、軽量・加工性・高性能・利便性・汎用性などの面で優れ、放射線のうち透過力が強く人体に甚大なダメージを与える中性子線を吸収することにより、人体への影響を軽減する画期的な新素材です。

  • ハイレベルの遮蔽性能
    放射線のうち貫通力の強い中性子線を遮蔽します。
    (熱中性子線を約6mm厚で80%カット)
  • 圧倒的な軽量化
    非常に軽量のため、災害時において子供・女性の方でも重さの負担なく身にまとい、機敏な避難行動が可能です。また、支援活動でも威力を発揮します。
  • 加工が容易な柔軟性
    柔軟性にとみ、染色にも対応します。放射線防護服、服、医療用カーテン・布団、簡易防護マットなど様々な用途に応じて加工が可能です。
ハイレベルな遮蔽性能を実現します。

遮蔽性能測定実験【特許出願データ】
即発γ線分析装置(PGA)を用いてNEUTRON-TEXについて、熱中性子に対する遮蔽効果(透過割合)を求めました。

※ コンクリート壁等によりエネルギーの低下した"熱中性子線"を主に遮蔽します。
※ 本実験は、日本原子力研究所JRR-4にて実施しました。

警告

熱中性子線を対象とした遮蔽材です。
対象とする放射線の種類と強さを十分確認した上で使用しないと健康に深刻な影響を与える恐れがあります。

圧倒的な軽量化・加工が容易な柔軟性により、日常及び有事の安全管理負担が飛躍的に軽減されます。

材料構成

  1. 基材クロス-合成樹脂系不織布
  2. 中性子吸収剤-ホウ素化合物
    放射線防護クロスは、中性子吸収剤をアクリル系樹脂に分散させ、基材クロスに特殊コーティングした製品で、通気性を有し、柔軟性に富んだ材料です。重量は110g/m2と大変軽く、扱い易くなっています。
    ※1枚当たりの厚さ0.3mm

ファントム実験においても有効な結果が得られました

NEUTRON-TEXの遮蔽能力について、水ファントム(純水の入ったアクリル容器:200×400×400mm)を用い、NEUTRON-TEX(10層)で被覆した場合と、被覆しない場合に分けて照射し、遮蔽能力を求めました。
本実験は、医療照射が行われている日本原子力研究所JRR-4中性子ビーム設備の熱中性子ビームを用いて照射しました。
※熱中性子線量当量率を算出する実効線量換算係数はICRP76の7.6×10-12Sv・cm2を用いました。
※総被ばく線量には2次ガンマ線も含まれます。

総被ばく線量(mSv/h)

ファントム実験イメージ

【NEUTRON-TEX】製品特性

遮蔽服を着用することにより、人体への影響を軽減することができます。1999年に発生したJCOの事故を想定した場合、80mの地点で本遮蔽服(NSB-10)を着用すれば熱中性子線を半分以下に遮蔽、総被ばく量の約4割をカットできます。

また、遮蔽材の枚数を部分的に多くすることで、放射線の影響を大きく受ける部位の保護を一層強化しています。
20枚重ね(総厚さ約6mm)の放射線防護クロスは熱中性子線の約80%をカットできます。

カタログをダウンロードする